일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

聞えたので、集まった兵もたちまち四散し、身さえ危うくなったので、

(かかる上は、ただ一人でも、敵の清盛か重盛か、何れかに近づいて、父や一族の恨みをはらし、義朝の子らしい死に方をしよう)

と思い定め、密かに京都へ引っ返して、六波羅の近傍を彷徨っていたところ、たちまち平家の捕吏に発見されて、六条河原に曳き出され、可惜、二十歳の春を、無慚にも首斬られてしまった――と語るのであった。

泣き腫らした瞼を上げて、頼朝は夢かと疑うような面もちで聞いていた。

もう泣いていなかった。

泣け、といっても泣きそうもない顔していた。かえって、

「おわかりかの」

と、大炊は泣き洟をかむし、延寿もすすり泣いてしまう。

「源家の正しいお血すじと云っては、もはや和子お一方とはなったのじゃ。都のあたりに、常磐どのの公達とか、和子とは腹ちがいのご兄弟があるそうなが、まだお乳も離れぬ幼な児ばかりと聞いておる」

ついつい洟をかんだり眼を拭いたり、しどけなく独り語っていたが、大炊がふと、寂として答えもせぬ頼朝の姿を改めて見直すと、何かしら今度は自分がたしなめられているように、恥ずかしい心地がした。