후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みなもとよりとも
源頼朝
吉川 英治
吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면
「山木兼隆を知っておろうが。目代の山木判官を」
「ぞんじ上げておりまする」
「ひとかどの男だ。六波羅のお覚えも至極よい。従って将来にも富む人物と見こんで、其女をつかわす事にした。異存はなかろうな」
「…………」
「なかろうな」
時政の眼には、親の威と、愛情とが、矛盾したまま、ぎらぎらしていた。むりやりにでも、自分の意志に靡かせてしまおうとする男親の姿が、時経つほど、逞しく見えて来た。
「返辞は……どうじゃな……。父の眼をもって選ぶむすめの良人、末悪しかれと祈るわけはない。……嫌ではあるまいな」
「…………」
「異存があるか」
「……ありません」
吐息と共に、政子は云った。声は微かであった。蒼白に近い面をあげて見せた。時政は反対に、その瞬間、慈父の顔を他愛なくくずして、
「お。嫁くか」
と、声を弾ませ、
「それで、わしも、ほっといたした。嫁いでくれるか」
「仰せつけならば」
「よう、得心してくれた。そなたも妙齢。いや後の二妹を嫁入らせるにも、先ず、そなたから先に定まらねばなるまいし」
「その事も、悩んでおりました。……ついては、おねがいがございます」
「むむ。何か」
時政は、膝をすすめた。