후리가나로 읽는 일본 고전
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みなもとよりとも
源頼朝
吉川 英治
吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면
二
軍監たる梶原景時は、元よりこんな軍事の初歩を義経から講義されようなどとは思いも依らない。心外な顔いろを露骨に示して、
「あいや」
と、遮った。
――自分が云おうとするのはそんな乳くさい論議ではない。実際問題である。すでに京を発足する時から、総攻撃は三日に決行すると揚言している。故に、糺方面では、息もつかず合戦を開始しているのに、それと一致して行動すべきここの陣地が、幾日も空しく送っているという法はなかろう。
三日もすぎ、四日もすぎ、五日も経って、きょうはすでに六日ではないか。
「ご所存がわからん。いったい、戦はお見合せのつもりか。それとも、ここまでは来たが、これから先の難所に恐れをなして臆病かぜに襲われ召されたか」
景時は、自分のことばは、鎌倉殿のおことばも同様であるぞと云わぬばかり、かさにかかって叱咤した。
その威猛高を、義経は、わざと笑くぼで眺めて、
「総がかりを三日と云いふらしたは、敵に攻勢を取らせぬ為の策。四日は、亡き清盛入道の忌日とて、武士のなさけに、わざと過した。五日は暦のうえの悪日、これも避けたがよいと思うて」
「ば、ばかな!」
景時は、唾するように、