일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

わたしはお師匠さまから、まえに浮体の術を授かっておりますもの」

「それみよ。なぜいつもその心がけでおらぬ。この鷲に乗っていくのがなんであぶない、浮体の息を心得てのれば一本の藁より身のかるいものだ」

「わかりました。さっそくいってまいります」

「オオ書面にて認めておいたが、時おくれては、武田伊那丸さまのお身があぶない、いや、あるいは小幡民部どのの命にもかかわる、いそいでいくのじゃ」

「そして、だれにこの手紙をわたすのですか」

「高尾の奥院にかくれている、加賀見忍剣どのという者にわたせばよい。その忍剣はこの鷲のすがたを毎日待ちこがれているであろう。またこの鷲も霊鷲であるから、かならず忍剣のすがたを見れば地におりていくにちがいない」

「かしこまりました。よくわかりました」

「かならず道草をしていてはならぬぞ」

「ハイ、心得ております」

と竹童はしたくをした――したくといっても、例の棒切れを刀のように腰へさして、稗と草の芽を団子にした兵糧をブラさげて、ヒラリと鷲の背にとびつくが早いか、鷲は地上の木の葉をワラワラとまきあげて、青空たかく飛びあがった。

伊那丸とちがって竹童は、浮体の法を心得ているうえ、深山にそだって鳥獣をあつかいなれている。