일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

またそれを敵とした日には、とうてい天下の覇をあらそう大事業などは、はかどりっこないのである。

ここの富士浅間の山大名はなにものかというに、鎌倉時代からこの裾野一円にばっこしている郷士のすえで根来小角というものである。

つれこまれた伊那丸は、やがて、首領の小角の前へでた。獣蝋の燭が、まばゆいばかりかがやいている大広間は、あたかも、部将の城内へのぞんだような心地がする。

根来小角は、野武士とはいえ、さすがにりっぱな男だった。多くの配下を左右にしたがえて、上段にかまえていたが、そこへきた姿をみると座をすべって、みずから上座にすえ、ぴったり両手をついて臣下にひとしい礼をしたのには、伊那丸もややいがいなようすであった。

「お目どおりいたすものは、根来小角ともうすものです。今日は雑人どもが、礼をわきまえぬ無作法をいたしましたとやら、ひらにごかんべんをねがいまする」

はて? 残虐と利慾よりなにも知らぬ野盗の頭が、なんのつもりで、こうていちょうにするのかと、伊那丸は心ひそかにゆだんをしない。

「また、武田の若君ともあるおんかたが、拙者の館へおいでくださったのは天のおひきあわせ。