후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしゅうてんまきょう
神州天馬侠
吉川 英治
吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면
もどれッ」
とにらみつけた。
すると、焼け崩れの土塀のかげからさらに、りっぱな武将が四、五人の足軽をつれて見廻りにきたが、このていを見ると、つかつかとよってきて、
「才蔵、それは何者じゃ」
とあごでしゃくった。
「ただいま、取り調べているところでござります」
「うむ、お城のご普請中をつけこんで、雑多なやつがまぎれこむようすじゃ。びしびしと締めつけて白状させい」
燕作はおどろいた。
そのびしびしのこないうちにと、あわてて密書を取りだし、
「もしもし、わたくしはけっしてあやしい人間じゃあございません。この通り秀吉さまへ大事なご書面を持ってまいりましたもの、どうぞよろしくお取次ぎをねがいます。へい、これでございます」
「どれ」
武将は受けとって、と見、こう見、やがて、うなずいてふところに入れてしまった。
「よろしい。帰っても大事ない」
「へい……」
燕作はもじもじして、
「ですが、しつれいでございますが、あなたさまはいったい、どなたでござりましょうか、お名まえだけでもうかがっておきませんと、その……」
「それがしは秀吉公の家臣、福島市松だわ」
「あ、正則さま」
と、燕作はとびあがって、