후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしゅうてんまきょう
神州天馬侠
吉川 英治
吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면
そして、気は宙天へ、声は、大地にひびくばかりに、
「やあ、奸賊和田呂宋兵衛、この期になってはのがれぬところ、神妙に木隠龍太郎の縄目をうけろ」
「だまれ、青二才、汝らごとき者の手にかかる呂宋兵衛ではない。うかと、わが身にちかよると、このいただきから蹴落として、木ッ葉微塵にしてくれるぞ」
水術の印を解くとひとしく、あきらかに姿をみせた和田呂宋兵衛、九輪の銅柱をしっかと抱いて、夜叉のごとく突ッ立っていた。
「おのれッ――」
と片膝おりに、戒刀の鞘を横にはらった龍太郎、銅の九輪も斬れろとばかり、呂宋兵衛の足もと目がけて薙ぎつけた。
同時に、波のごとき瓦のうえへ、ヒラリと飛びあがった巽小文治は、いま龍太郎が斬りつけたとたんに、朱柄の槍をさッとしごいて、呂宋兵衛がかわさば突かんと身がまえた。
紅帆呉服船
一
下では、あッと、手に汗をにぎる諸軍の声。
伊那丸をはじめ、幕下の面々、また竹童も咲耶子も、塔の一点に眸をあつめ、ハラハラしながら鳴りをしずめた。
時こそあれ、――大へん。
三重の屋根瓦から塔の九輪のまっ先へ、雷獣のごとくスルスルとはいあがった和田呂宋兵衛、
「おうッ……」