일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

いま、かれは無我無心に、相手の脳天をねらってとんだ。

――それは剣法でいう梢斬りともいうべきあざやかなものである。たれかよく、宙天から斬りさげてくるこの殺剣をのがれ得よう。

ところが――相手は苦もなくかわした。

風のごとく身をひるがえし、さらに持ったるなんらかの得物で、パーンと竹童の般若丸をはらいつけたのである。

と、竹童、思わず両手のしびれに柄をゆるめたので、般若丸は彼の手をはなれて地上におちた。無手無眼となった竹童は、もう打ってかかるものは、五体そのものよりほかはない。

「おのれッ!」

というと、隼のように、相手の胸もとへとびかかって、ムズと襟をつかんだのである。

だが、そのとたんに竹童は、

「あッ――人ちがい!」

といったまま、のけ反るばかりな驚きにうたれた。いまが今まで、蛾次郎とばかり思って斬りつけていた当の人は、枯巌枯骨そのもののような老人であったのだ。

「オオ、ちがった、人ちがいであった。――どなたかぞんじませぬが飛んでもない無礼をしました。どうぞかんにんしてくださいまし」

こういうとその老人、枯れ木のような手をのばして、竹童の肩をやさしくかかえこんだ。