일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

二

「なにをいッてやがるンだい」

蛾次郎は不平の口をとンがらして、

「もうとッくの昔に、このとおりまえの体になっているんじゃないか。それを、いつまでこんな中へほうりこんでおいて、だしてくれないッて法があるかい。え、おじさん――どこの国へいったって、そんなばかな法はないぜ」

「そうかな、それは悪かったよ」

と、宮内は、どこまでも好人物らしく笑っている。

「おまけに、笙ばかり吹いていて、まだお午の飯も持ってきてくれやしねえ。ちぇッ、おらア腹がへってしまった」

「いまじきに持ってきてあげるから、おとなしくしておいでなさい」

宮内はこうなだめておいて、そこの扉をピンと閉めたかと思うと、こんどは、つぎから二ツ目の木連格子の錠をあけた。と、みょうなことに、この中にも蛾次郎のところと同じように、一組の夜具が敷きのべてあって、その蒲団の上にも、やはりひとりの少年がいる。

だが、これは向こうの蛾次郎のごとく不作法ではなくいかにもものしずかに、いるかいないかわからぬようにしてすわっていたが、木連格子がギーッと開いたので、顔をさし入れた菊村宮内と目を見あわせ、だまって、頭をさげた。