일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

てしまった。

それよりまえに、あやうく卜斎の殺刃をのがれて、堂の裏に姿をかくしていた鞍馬の竹童は、ほど経てあたりをうかがいながら、そっと、ようすをながめにでた。見ると、弁天堂のまえへ、大勢の武士をつれて篝火を焚かせている者は、かの賤ヶ岳で勇名をはせた、加藤虎之助の臣、井上大九郎であることがわかった。

思いがけないところで、大九郎にあった竹童は、かれの口から、その後の伊那丸の消息をくわしく知ることができた。

すなわち、武田伊那丸と従臣のふたりは、大九郎が桑名の陣を引きはらうと同時に、秀吉にわかれて小太郎山へかえるべく、徳川家の城地へ危険をおかして進んでいったという話。――

それを聞くと、竹童は、すぐにあとをしたって、三人に追いつき、ひとまず小太郎山のとりでへ帰ろうと決心した。そののちに、琵琶湖の上で乗り落ちたまま行方をうしなったクロをさがす方針もかんがえ、また、一党の人々にも、久しぶりで会いたいと願った。あの、温厚にして深略のある小幡民部、あのやさしくて凛々しい咲耶子、あの絶倫な槍術家と弓の名人である、蔦之助や巽小文治にもずいぶんながく会わなかった。