일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「ご心情はさもあること。しかしまだそのまえに、臣としての役目がいくらものこされてある。都田川にかけられた御首級をうばって、浄地へおかくし申すこと。また刑刀をとった菊池半助を討って、いささか龍太郎や忍剣の霊をなぐさめることも友情の一ツ。さらに、しばらくこらえて小太郎山の味方をすぐり、怨敵家康に一矢をむくいたのちに死ぬとも、けっして若君のお供におくれはいたしますまい」

民部のかんがえ方は、どういう絶望の壁に打つかっても、けっして狂うことがなかった。情熱の一方に走りがちな蔦之助や小文治は、それに、反省されはげまされて、ふたたび馬の背にとび乗った。

そしてふと。

夜色をこめた草原のはてを鞍上から見ると――はるかに白々とみえる都田川のほとり、そこに、なんであろうか、一脈の殺気、形なくうごく陣気が民部に感じられた。

「はてな? ……」

眸をこらしてみつめていると、ときおり、面をなでてくる微風にまじってかすかな叫喚……矢唸り……呼子笛……激闘の剣声。

二

「計策は図にあたったぞ!」

と呂宋兵衛がさけび、しめたと菊池半助がいったところからみると、きょう都田川でおこなわれた刑罪は、家康が呂宋兵衛と半助にふかくたくらませてやった、一つの計りごとであったことはうたがいもない。