일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

われわれを怖れていることは事実だが、けっして、ほんとの敵と思われていないことはよくぞんじているから、いまに空とぼけた顔をして、独楽を取りかえしにくるにそういあるまい」

「なるほど」

と、小文治も槍にすがりながら、蛾次郎という小童についてよく考えてみると、末おそろしいといっていいか、末たのもしくないといおうか、まったく判断に苦しむような性格的畸形児であると思った。

「で、かれはいま、卜斎に召使われて、この躑躅ヶ崎の長屋にすんでいる。とすれば、いずれ内部のようすを多少ながら聞きかじっているにそういあるまいから、ここへきたところを捕まえて、いろいろその後のことをさぐって見ようと思う。それにはまず、この独楽を取りあげておいて、いうかいわぬかの責め道具にする。あいついかに横着者とはいえ、まだ子供は子供、きっと独楽をもどして欲しさに、なにもかもしゃべりだすにちがいない――と考えたので、大人げないが、横合いからさらってきた」

「しかし、龍太郎」

「うむ?」

「芸人なら種もあろうが、貴公、どうしてあの独楽を、槍の石突きですくい取ったか、あんな離れわざは本職の独楽まわしでもやれまいと思うが、ふしぎなかくし芸を持っておられるな」