일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「やッ、ご家老が」

「咲耶子をすくいだそうとして、とうとうここまで曲者がなだれこんできたか。それ、なんでおくれをとっていることがある。降りろ、降りろ」

降りるのは苦もなかった。

擬宝珠に玉縄を結びつけ、ズル! ズルズルとつながってゆく。

一閃。

横に白刃の光流がその玉縄を下からすくったかと思うと、ぶらさがっていった四、五人が、束になってまッさかさまに下へ――。

「わアッ!」

というどよめきがあがる。人の惨死を見ると、人間は忘れていた兇暴な血がたけりだす。

こうなると、つねの怯者も勇士になるものだ。伊部熊蔵はカッと怒って、中断された縄のはしから千本廂の鎖にすがって、ダッ――と源氏の間へ飛びこんだ。

見るとそこには。

今夜、躑躅ヶ崎の館へ斬りこんだ覆面の少女とはまるでちがったふたりの者のすがたがチラと見えた。一方は白い行衣をきて手に戒刀とおぼしき直刃の一刀を引っさげた男。またひとりは朱柄九尺の槍をかかえて、射るがごとき眼をもった若者である。

「いないぞ、ここには」

「さっきまで狛笛の音がしていたのに」

「では、逃げたのであろう」

「いや、いくら咲耶子でも、この堅固をやぶっては逃げられまい」