일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「やあ、ごくろうさま」

小文治のすがたを見ると、町人らしく、腰をまげた。

ちょっと、いままでの試合と目先がかわったので、見物はよろこんだ。大きな弥次のこえが、高い樹の上ではりあげている。

「お役人さま、念のために、よくうかがっておきますがね」

と、燕作は、よくしゃべる。

「なんでござんしょうか――この遠駆けの勝負の眼目は、つまり、あの白鳥の峰の大鳥居までいって、さっきの遠矢を、一本ずつ持って帰ってくりゃあよろしいンですね」

「そうじゃ」

と、試合目付がそうほうへくわしく説明した。

「――それと、さいぜん、勝負あずけとなっている遠矢のあたりの証拠を持ちかえってもらいたい」

「ようがす、じゃ、あっしは、あの額のふちを引ッぱずして持ってくりゃいいんだ。そして、相手方より一足でも早く、この試合場へ持ってきて、それを検証の床几のおかたに手渡しすりゃあ勝ちというわけなんでございましょう。……なアんだぞうさもねえ、それならとちゅうで、さんざん煙草を吸って帰ってこられまさ」

と、浮ッ調子な町人ことばで、おそろしく大言をはいた。

小文治は、そら耳で聞きながら、一つかみ草をとって馬に飼いながら、ニコニコ笑っていた。