후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
七三 独楽学者の空中島
「私の説は至極簡単です。私は気体力学が専攻ですが、……結局、今日の燃焼学においてある程度までの煤煙防止しか可能でないとすれば、煙の届かないところで空中の文化村を作るよりほかに道がないと思いますね」
賀川市長は、空中の文化村ということを聞いてまったくびっくりしてしまった。
「空中の文化村ですって? そらまた一体どうすればよいのですか? 」
「それは、別に困難なことではありません。今日の気体力学によって充分空中における安定を得る方法が発見せられておりますから、ゼエフエリンの飛行船を改良して絶対に動揺しない住宅を空中に作ることが出来ます。畑も空中で作ることが出来ます。工場も空中に作ることが出来ます」
「へえ? 空中の畑? 」
さすがに賀川市長も、天狗先生の言説には驚いてしまった。
「そらまたどうしてそんなことが可能ですか? 」
七三 独楽学者の空中島
挿絵73
待っていましたとばかり、鼻垂先生鼻を鳴らして答えた。ついでだから説明しておくが、鼻垂先生とあだ名のついた理由は、鼻腔膜炎で、鼻の手術を受けた後、毎日ハンカチを五枚も換えるくらい、鼻涎を垂れるからである。
「私は独楽の研究が専門ですが、今日の飛行機にジャイロスコープをしかけますと、空中でちゃんとスタビリチー(安定)が取れます。