일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

午前二時二十分前だ。船長が無電室へ飛び込んで来て、既に万策尽きて船は沈みかけている。フィリップスとブライドに直ちに無電室を出て最後の救命艇に乗り移るように命じたが、船長が立ち去ると同時に、フィリップスは再び聴取器を掛けて又SOSを打ち始めた。ブライドも動かなかった。足を洗う水の中で、フィリップスの傍に立ってしっきりなしに応答して来る救助船の位置の記録を取っていた。フィリップスは血走った眼に機械を白眼んで刻々近寄って来るカルパセア号の無電技師コタム―― A. Jennings Cottam ――と友達同志のような言葉で無電を遣り取りしていた。このコタムの通信録に依ると、

「おい、先生、大至急やって来いよ。機関室は釜まで水で一杯だ―― Hallow, Come as quickly as possible, old man; The engine room is filling up to the boilers.」

と言うのが、タイタニック号から明瞭に聞えた最後の無電になっている。其の後もフィリップスは機械に噛り付いていたのだが、送信器の電力が断え勝ちで、信号はぼやけて意味を成さなかったのだ。