후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
葡萄牙人マニュエル・アイネッソ―― Manuel Eynesso ――は馬来諸島の旅から帰ったばかりで、ブリストル港とバス町を往ったり来たり、半々に暮らしている。だから、カラブウの噂は初めから聞いていたが、通訳に出たいと思っても伝手がなくて出られなかったというのだ。それが今度、バス町の知人によってウイルキンスン博士に紹介された。博士を通じてカラブウに会う。
こうして神秘「カラブウ語」は他愛なく解かれたのである。
マニュエル・アイネッソは、葡萄牙人だけに当時流行の探険的航海業者だ。長く馬来小群島にいたといって、近東人風の陽に焼けた皮膚をしている。いかにも冒険家らしい風体で、ウイルキンスン博士に伴われてカラブウを訪問する。
会って一言二こと交すと直ぐ、アイネッソは博士をかえり見て莞爾とした。
「こいつぁ無理ですよ。これはちょっと誰にも判る筈はありません」得意満面で、葡萄牙人が言うのである。「この女の話す言葉は、単独の国語ではないんです。色んな国語が雑然と集まって、特殊の訛りを帯びている方言ですよ。ははははは、これにはみんな手を焼いたでしょう。いや、さぞお困りでしたろう。