일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

鞍馬という檻の中や都という柵の内とちがって、ここはもう野放しの天地だから始末が悪い――と彼は飼い難く思うのだった。

「ああ、やっと少し汗がおさまった。牛若さま、ひどい目に会わせましたな」

「はははは」

「笑い事じゃありませんぜ。恩人の吉次をそんなに困らせると、行末のご武運にも障りますよ」

「怒ったのかい、吉次」

「誰だって怒りますとも」

「わしはね、そんな悪い気持でしたのじゃない。ちょっと、神隠しの真似してみたんだよ」

「…………」

吉次は呆れて、そう云う彼の顔を見ていた。京を立つ朝、馬には乗った事もないから恐いなどと云っていた事を考え合せると、愈もって、この豹の子は油断がならない。下手をしたら手を噛まれるぞと、警戒を抱きはじめた。

「この宮の裏に、井戸がある。何か、器をさがして、水を一杯汲んで来て飲ませてくれい」

渋々、吉次が、竹筒に水を汲んで来ると、牛若はそれを飲み乾してから、

「吉次、そちは、わしへ水を持って来る前に、自分が先に、飲んで来たな。卑しいやつだ」

と、叱った。

そしてまた、吉次に二の句を云わせず、次の用をいいつけた。

「馬にも水を飼ってやれよ。暑いのは人間ばかりではない」