일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

「来たな」

宗時は、先に起っていた。そしてそれへ来た歩哨の兵の言葉も聞かないうちに、

「土肥殿や仁田殿が見えたのではないか」

と、云った。

「そうです」

「これへご案内しろ」

待ちかねていたものとみえる。すぐ下からその人々の影が登って来た。土肥次郎実平である。

また、仁田四郎忠常である。藤九郎盛長も、天野遠景も一緒に来た。――が、皆、それとも分らないほど具足には蓑を着たり顔には黒い布を巻きつけていた。

「宗時殿か」

「おう、揃われたな」

「こちらはかねての手筈どおり、かく打揃うたが、宗時殿には、婚儀の席を外して、物々しい人数まで率き連れ、何でかような所へ伏せておらるるのか。……先刻、使いをうけて驚いたが、訊き合せている遑もないし、やむなく道を迂回って会いに来た」

この面々は、時政のさしずに依って動いてもいないし、時政が宗時にいいつけた事も知らないので、まったく不審にたえないもののようであった。

五

今夜の出兵は、自分の意思ではなく、父時政のさしずに依るものであると、宗時から事情を聞くと、一同はなおさら、

「何、北条殿の御意で、これに勢を伏せておらるるとか。――さては、われわれの謀みが、疾く先方に洩れているのではあるまいか」