일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

「なるほど。さては其方の舞や音曲のたしなみも、陣中の備えか」

「役に立たない物といっては、どんな時でも何一つないかと存じます。ですから、わたくしの如き無能でも、当所にお養い下さるものと存じております」

「いかにも。……時にもう数年前からの絵図面は、出来上がっているだろうな」

「とうに出来ておりまする。――が、まだあれを持てと、お声のないうちは、あれの要る時節が参らぬものと、てまえの筐底にふかくしまい込んでおきました」

「見せてくれい」

頼朝は、そこへ坐って、彼の取出した近郷一帯の図面を見て、非常に満足そうであったが、

「至急、もう一面、図を写してもらいたいが」

「これと同じものを」

「いや、これにないものだ。それは山木判官兼隆の邸の内部。明細にとは望まぬが」

「畏まりました。――しかし、ずいぶん難しいことでございますな」

「生命がけの仕事であるの」

「元よりです。けれど幸い、山木家の郎党にも、兼隆の一族にも、てまえは少しも顔を知られておりません。他国者で、身分のないのが僥倖です。さっそく、取りかかりましょう」

その後、どう手づるを求めて入りこんだものか、邦通は例の人あたりのよい弁舌と、遊芸の才を利用して、山木家へ近づき、目代の判官兼隆の宴席になど現れていた。