일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

「寔に、お気の毒な仕儀でござるが」

云い難そうな口吻で、そう伝えかけると、広常は、もう聞いていたのであろう、

「ご機嫌がお悪いようでござりますな。ご不興を蒙ったかどは、幾重にも、広常が落度に相違ござりませぬ。――自身、御前に罷り出で、篤とお詫びいたさねばなりませぬゆえ、もう一度お目通りのおゆるしを賜わるように、左右の方々へも、お取做しの儀願い入りまする」

と、頭をさげた。

辞色も静かで、丁寧には云っているが、上総介広常も、土のような顔色をしていた。心のうちの穏やかでない事は当然わかる。

二万の兵をつれて、子や孫や一族どもまで語らい、ここへ見参に来ながら、頭から今のように叱りつけられて、何でそのままこの陣門を退がられよう。老将が、この年まで覚えない恥をさえ感じたにちがいない。――身も顫えてくる、侍の面目をじっと噛んで躁ぐ心を踏み怺えているにちがいなかった。

「……では、暫時」

同情にたえないふうである。武士はまた、幕営の奥へもどって行った。

その姿が、隠れるとすぐ、

「ちッ、父上っ」

「大殿っ」

「広常殿っ。かッ、帰ろうっ」

彼のそばにいた子息や一族の誰彼は、左右から彼の手や鎧の袖を引いて、憤然と促した。