일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

それはたくましい重籐の弓を小わきに持った若い、そしてりんりんたる武芸者であるから。

梅雪は本能的にさけんだ。

「おおよいところで! 余は甲州北郡の領主穴山梅雪じゃ、いまわしのあとより追いかけてくる裾野の盗賊どもを防いでくれ、この難儀を救うてくれたら、千石二千石の旗本にも取り立て得させよう。いいや恩賞は望みしだい!」

「さては遠くから見た目にたがわず、そのほうが穴山梅雪入道か」

「かかる姿をしているからとて疑うな、余がその梅雪にちがいないのじゃ、そちが一生の出世の蔓は、いまとせまったわしの危急を救ってくれることにあるぞ」

「だまれ、やかましいわいッ」わかき武芸者は、その頬ぺたをはりつけんばかりにどなりつけて、

「音にひびいた甲州の悪入道。よしやどれほどの宝を捧げてこようと、なんで汝らごとき犬侍のくされ扶持をうけようか、たいがいこんなことであろうと、汝の逃足へ遠矢を射たのはかくもうすそれがしなのだ」

「げッ、さてはおのれも」

絶望、驚愕、憤怒!

奈落へ突きのめされた梅雪は、あたかも虎穴をのがれんとして、龍淵におちたような破滅とはなった。もうこのうえはいちかばちか、命はただそれ自分をたのむことにあるのみだ。