일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「なにがありがてえんだ、おめえに教えてやったわけじゃあない」といった。

竹童はじぶんより三歳か四歳上らしい蛾次郎を見上げて、へんなやつだとおもった。

「そのことじゃないよ、さっきおいらが悪いやつに、あやうく殺されそうになったところを、石を投げて逃がしてくれたから、その礼をいったのさ」

「あんなことはお茶の子だ、こう見えてもおれは石投げ蛾次郎といわれるくらい、礫を打つのは名人なんだぜ」

と、ボロ鞘の刀をひねくッて、竹童に見せびらかした。

「蛾次郎さんの家はどこだい?」

「おれか、おれは裾野の折角村だ、だがいまあの村には、桑畑の蚕婆と、おれの親方だけしか住んでいないから人無村というほうがほんとうだ」

「親方っていう人は、あの村でなにをしているんだい」

「知らねえのかおめえは、おれの親方は、鼻かけ卜斎っていう有名な鏃鍛冶だよ。おれの親方の鍛った矢の根は、南蛮鉄でも射抜いてしまうってんで、ほうぼうの大名から何万ていう仕事がきているんだ。おれはそこの秘蔵弟子だ」

「偉いなあ――」竹童はわざと仰山に感心して、

「じゃ、蛾次郎さんとこには、松明なんかくさるほどあるだろうな」

「あるとも、あんなものなら薪にするほどあらあ」