일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「そして、ただいま、ご本陣のあるところは」

「五湖をまえにして、白旗の森一帯、総軍一千あまりの兵が、物の具をつくろうて、休戦しておる」

「呂宋兵衛の部下が軍門にくだって、それで急に、味方がふえたわけなんですね」

「そうだ。して竹童、おまえはきょうまで、どこにいたのか」

「ちょっと鞍馬へかえって見ましたところが、お師匠さまの叱言が壁にはってあったので、あわててまた舞いもどってきたんです」

「フーム、では果心先生には、鞍馬の庵室にも、おすがたが見えなかったか」

「いっこうお行方しれずです。またお気がむいて、日本くまなく行脚しておいでになるのかも知れませんが、困るのはこの竹童、先生のおいいつけは、やりとげましたが、こんどはなにをやっていいのか見当がつきません。龍太郎さま、あそんでいると眠くなりますから、なにか一つ中役ぐらいなところを、いいつけておくんなさい」

龍太郎も、じぶんの手柄話らしいことを、おくびにもださなかったが、竹童もまた、あれほどの大軍功を成しとげていながら、鼻にもかけず塵ほどの誇りもみせていない。

そしてなお、なにか一役いいつけてくれという。よいかな竹童、さすがは果心居士が、藜の杖で、ピシピシしこんだ秘蔵弟子だ。