후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしゅうてんまきょう
神州天馬侠
吉川 英治
吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면
玉垣を照らしている春日燈籠の灯影によく見ると、それこそ、裾野の危地を斬りやぶって、行方をくらました木隠龍太郎と、武田伊那丸のふたりであった。
六部の龍太郎は、はたして、なんの目的で伊那丸をうばいとってきたかわからないが、ここに立ったふたりのようすから察すると、いつか伊那丸もかれを了解しているし、龍太郎も主君のごとく敬っているようだ。しかしそれにしても武田の残党を根だやしにするつもりである敵の本城地に、かく明からさまに姿をあらわしているのは、なんという大胆な行動であろう。今にもあれ、徳川家の目付役か、酒井黒具足組の目にでもふれたらば最後、ふたりの身の一大事となりはしまいか?
それはとにかく、いっぽう、鎧売りの若者は、はやくも、槍を、穂短にしごいて、ジリジリと一寸にじりに五人の武士へ迫ってゆく――
「小僧ッ、気がちがったか」玄蕃はののしった。
「気は狂っていない! 町人のなかにも男はいる、天にかわって、汝らをこらしてやるのだ」
「なまいきなことをほざく下郎だ、汝らがこのご城下で安穏にくらしていられるのは、みなわれわれが敵国と戦っている賜物だぞ。罰あたりめ」