일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

危難は竹童の身ばかりではない。

敵地に身をおいて、草木の音にも気をくばっている伊那丸主従は、それを見ると、ハッとして、和田呂宋兵衛がさかよせをしてきたか、膳所の城にある徳川方の武士がきたかと、身がまえをしていると、やがて、炬火の先駆となって、駒をとばしてきた一騎の武者。

「やあ、それにおいであるのは、武田伊那丸さまではございませぬか」

音声たからかに呼んで近づいてきた。

「おお、いかにもこれに渡らせらるるは、伊那丸君でおわすが、して、そこもとたちは何者でござる」

まえにたって龍太郎と忍剣、きびしくこういって油断をしずにいると、

「さては!」

とその騎馬武者三人、ヒラリ、ヒラリ、と鞍から飛びおりて、具足陣太刀の音をひびかせながら面前に立った。

「それがしは、福島市松の家来、可児才蔵」

こう名のると、つぎの武者が――

「拙者は、加藤虎之助の家臣、井上大九郎と申す」

「おなじく、木村又蔵でござる」

と、いずれもりっぱな態度で会釈をした。

そしてふたたび、なかの可児才蔵が、一歩すすんで、

「不意にかような戦場のすがたで、人数をひきいてまいりましては、さだめしお驚きとぞんじますが、じつはこれお迎えの軍卒、さっそく、あれへ用意いたしてまいった馬にお召しをねがいます」