일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

いつか、裾野の文殊閣でおちあった加賀見忍剣も、この戒刀のはげしさには膏汗をしぼられたものだった。ましてや、若年な巽小文治は、必然、まッ二つか、袈裟がけか? どっちにしても、助かりうべき命ではない。

と見えたが――意外である! 龍太郎の刀は、サッと空を斬って、そのとたんに槍の石突きがトンと大地をついたかと思うと、小文治の体は、五、六尺もたかく宙におどって、龍太郎の頭の上を、とびこえてしまった。

この手練――かれはただ平凡な槍使いではなかった。

龍太郎は、とっさに、眸を抜かれたような気持がした。すぐ踏みとまって、太刀を持ちなおすと、すでにかまえなおした小文治は槍を中段ににぎって、龍太郎の鳩尾へピタリと穂先をむけてきた。

かつて一ども、いまのようにあざやかに、敵にかわされたためしのない龍太郎は、このかまえを見るにおよんで、いよいよ要心に要心をくわえながら、下段の戒刀をきわめてしぜんに、頭のうえへ持っていった。

玄妙きわまる槍と、精妙無比な太刀はここにたがいの呼吸をはかり、たがいに、兎の毛のすきをねらい合って一瞬一瞬、にじりよった。

天一陣! ものすごい殺気が、みるまにふたりのあいだにみなぎってきた。