일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「やッ、待って」

と竹童も不審のあまりその人々のあとを追って、

「あなたがたは?」

と、息をせいてきく。

走りながら、覆面のひとりが、

「竹童さま、お忘れか」

次にまた一つの顔がふりかえって、

「――お忘れか、お忘れか、虹の松原のお別れを」

さらに、足もやすめずまただれかが、

「わたくしたちは緋おどし谷にいた乙女のむれ!」

と明らかに名のった。

そういわれれば覆面ながら、一つひとつにおぼえのある顔。

「いつか、虹の松原で、竹童さまとお別れしてのち、里にかえって散りぢりになっていましたが、かねてのやくそく、わたくしたちの心のちかい、こよい外濠にあつまりました」

「深い話はしていられませぬ、一刻も早くあのお方を」

「咲耶子さまをお救い申しに」

「竹童さまもまいられませ」

「力をそえてくださいませ」

「仔細はあと――」

「かなたをさきに」

群れをくずして走ってゆきながら、こんな端的なことばを口々に投げた。

さては、小太郎山から手当されて、甲府の城下にはいるまえ、虹の松原で礼もいわず置きずてにして自分は馳けだしてしまった、あの、優雅にして機敏な少女の工匠たちであったか。

と知って。