일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

……はてざんねんなわけ、どうしてやろうか」

と、名馬草薙の足もそこよりは進みえずに、手綱をむなしくして、馬上にぼうぜんと考えこんでしまっていると、そこへ飛んできた早足の燕作が、

「ああ、やっと追いついた」と、ふりかえって、

「おい大将、失礼だけれど、お先へごめんこうむりますぜ」

尻をたたくようなかっこうを見せて、ぴょんと、傾斜の崖ッぷちへかかった。

「あッ」

と、われにかえって歯がみをする小文治を、

「まあ、ごゆっくり」

と見かえして、そういうが早いか、燕作のからだは、岩に着物をきせてころがしたように、そこから沢の下の水辺まで一いきにザザザザザとかけおりてしまった。

二

もうまよっている場合ではない。

小文治は馬をすてた。

あたりの喬木へ手綱をくくりつけておいて、燕作のあとから、これも飛鳥のように沢へおりた。

降りてみると燕作はもう渓流の岩をとんで、ひらりと対岸へあがっている。小文治が河の向こうへ渡りついた時には、やはり同じ距離だけをさきへのばして、こんどはスタスタと登りにかかった。

「お、白鳥の山へかかってきたのだな」

かれは気が気ではなかった。

まだ一里も二里もさきがある勝負なら、なんとかそれだけの距離を取りかえすことができようが、たしかここから十二、三町のぼった中腹がれいの大鳥居だ。