일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「きょうはえらいさわぎだったな」

居士はいつもかわりのない童顔に明るい微笑を波のようにたたえて、

「わしも、すこしあんじられたので、きょうは早くからあれに腰をすえて見物していたのじゃ」

と、鳥居の上を指さした。

「えッ、では、先生には、あの鳥居の上から御岳の試合をながめておいであそばしたので」

「よく見える。あたかも鞍馬の上から加茂の競馬を見るようにな」

「して、いつこの武州へ」

「ゆうべ、なにげなくれいの亀卜の易をこころみたところが、どうもはなはだおもしろくない卦面のしらせじゃ。そこでにわかに思い立って、きょうぶらりとやってきたが、はたしてこのさわぎ……」

小文治は居士の話にいろいろな疑念をはさんだ。亀卜の易とはなにか? また京の鞍馬山から武州まで、きょうぶらりとやってきたというのも、自分の聞きちがいのような気がした。

けれど、かれがそんなことに頭をそらしているうちに、居士はずんずんとさきの話をいいつづけていて、

「で、なによりあんじられたのは、万が一にも、咲耶子の身を徳川家のほうへとられると、おそらく、ふたたび助けだすことができまいということであった。なぜといえば、家康の心のうちには、いよいよ邪計の萌しがみえる。