후리가나로 읽는 일본 고전
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
ワカは仙台領以北でオカミといい、南部領ではモリコともまたイタコともいう巫女のことであるが、関東以南のイチコ・梓神子・大弓などいう婦人と違うことは、弓や幣束の代りに木に刻んだ二つの人形を手に持つことで、その人形を奥郡ではオシラガミ、阿武隈水域ではシンメサマというのである。ワカの輩がもし果して鳥類前生の説話に参与していたとすれば、この程度の開展は必ずしも意外でない。彼等は単に文字を使用せぬという一点を除いて、当代のいわゆる大衆作家と同じ行き方をしようとした作家であった。即ち前の方からは時代の趣味、予期せられた通念に引張られ、しかも目に見えぬ伝統の綱を以て、その空想のうしろ帯を繋がしめて、いわば硝子箱の中に泳いで、活きていたのが彼等であった。彼等が語るということは種子があることを意味する。そうしてその種子のいつから始まったかは、彼女等自身もまた知らないのである。しかし最近の興味の中心が、妖女と剣侠と宝物さがしであるに反して、昔の聴衆は幽界の消息と、因果応報のことわりとを悦んだ。すなわち目に一丁字なきこれ等の女性文人が、特に物識りとして尊ばれた根拠である。