일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やそうざっき・やちょうざっき

野草雑記・野鳥雑記

柳田 国男

柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면

아오조라 문고

二

これには今一つ以前の久しい期間、投げて食わされるのがご馳走の餅であった時代が続いて、今なお空中に投げられる円くて白いものを、飛んで来てくわえる習性が生じたのではないかということである。人間が今のように逼迫するよりも前から、もう九州ではこの烏祭は絶えている。子供と烏だけがその古い契約を、僅か片端だけでもなお憶えているのではないか。この点がまず究められなければならぬのである。

二

ポンソンビ・フェーヌ君は英国から遣って来て、もう二十年近くも日本の神道を研究している。この頃は鳥喰神事に深い興味を抱いて、書物で知っただけの場所は、片っ端から尋ねてあるいているということである。熱田神宮で行われる鳥食いの古式は、この春も拝観して来た。名古屋の南の郊外が煙突の林になってしまってからは、もう肝腎の烏が参列してくれない。式は型ばかりになって空しくお祭の供物をもてあましているという。宮司の桑原さんは考え深い人だ。今にいずれかへ祭場を移される他はあるまいと私も思っている。それから近江の多賀大社、あそこでは毎日烏に神供を与える行事が、今でもまだ続いている。安芸の宮島の女夫烏は、一年に一度しか祭を享けぬことになっているが、時々は七浦回りの信心者の船が供えものをする。