일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やそうざっき・やちょうざっき

野草雑記・野鳥雑記

柳田 国男

柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면

아오조라 문고

八

国富が増殖して生命があり余ると、将軍が兵を用いたがったのと同じように、人は案外無慾で、財宝でもやや不用のものが出来ると、無意味にこれを散じて見たくなるらしいが、ただこの節はそんな場合が、昔に比べて大分少なくなっただけである。

八

浜で漁師が地曳網を揚げる時などには、今でも子供や老女が来て盗むのみか、事によると飛びまわる鴎の数が、魚の数よりも多いかと思う折もある。梨の実の出盛りに庭阪に行き、または葡萄酒の仕入時にローヌの渓などをあるいて見ると、盗まれて見なければ豊年の悦喜が、徹底せぬような顔した人がいる。極端な場合になると、旅人を捕えて酔い倒れしめざれば止まず、あるいは信州などの十一月には、昔は少なくとも一人の乞食を、食責めにして殺さなければ、済まぬと考えた日さえあった。最近までも我々の間には残っていた饗宴というものの基調は浪費であった。貴人長者の羨まるる所以は、土蔵の戸口に検束が緩くして、台所の隅には怠け者の、飯時だけ起きて来るような男が、幾人も転がっていることに過ぎなかった。黄金時代の太平と称するものも、ありようは特別の奇跡でなかった。ただこんな気楽さが趣意もなく繰返されているうちに、多勢の中から名工も詩人も出たので、結局する所は庭前の池の金魚に、竜田だの唐錦だのと名を附けて、朝夕その頭数を勘定している