일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やそうざっき・やちょうざっき

野草雑記・野鳥雑記

柳田 国男

柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면

아오조라 문고

翡翠の歎き

一

はその飜訳であろうという人もあったが、なんぼ飜訳ずきの日本でも、こんなことをまで訳して見たところが、弘く平民の間に通用するはずがない。おまけに我々の昔話は、時鳥ばかりか郭公の方にも及んでいたのである。この二つは共に夕暮に鳴く鳥ではあるが、一方は高い樹に住んで空を飛ぶ故か、今でも都市に近づき文学に親しみを持っている。郭公はこれに反して低い林に遊ぶ性質があって、もう私たちの郊外の村にも段々と少なくなった。そうしてこの二種類を混同する説が、古くから行われていたのである。

翡翠の歎き

一

杉村楚人冠氏は、巣箱主義の新たなる使徒である。彼の我孫子の村荘は園は森林の如く、晴れたる朝に先生斧を提げて下り立ち、数十本の無用の樹を斫り倒すと、その中に往々にして自然の鳥の巣を見出すという実状なるにもかかわらず、更に邸内に総計十二箇の巣箱を配置し、その箱の板にはヘットなどを塗り附けて、いとも熱心に雀以上の羽客を歓迎しているのである。吾人窃かに憂うらくは、昔国中の牢人が競うて大阪城に馳せ集まった如く、いやしくも空中の音楽師の自由なる者の限り、ことごとく湖畔の白馬城に身を投じて、いよいよ以て浮世の金網と鳥籠との束縛を、必要とするに至るなきか。