후리가나로 읽는 일본 고전
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
四
和漢古今の画と文学とを通じて、ないしは繊細の美を誇りとする印度・波斯の芸術の中を求めても、恐らくはこの如き光景はなかった。光あるコバルト色の羽をした、首ばかりのような形の鳥が、丹色の小魚を長い嘴のさきに啄ばんで、水の上を飛び渡るというような絵様は、いまだかつて人の空想にも浮ばなかったと思う。
僕が楚人冠であったら、土工の許す限り先ず庭中に幾つもの池を穿ち、水を浅く面を広々として、安物の数物の大和金魚をその中にうんと放し、少なくとも下総一国のカワセミが評判を聞いて集まり来り、赤い金魚をくわえて右往左往すること、あたかも友禅の染紋様の如くなることを飽かず眺め興じたであろう。惜しいかな好漢、胸中百巻の書を蔵すといえでも、楽しむ所は専ら水墨雲煙の変化にあって、こういう極彩色に対しては、存外に趣味が淡かった。
四
かつて聴く徳大寺の某大臣、寝殿に鳶居させじとて、屋の上に網を張らしめたという話がある。即ち人間の非巣箱主義の巨魁であったが、しかも鳶の居たるばかり何ほどの事かあらんなどと、一旦は批難をした法師原も、後にその目的が池の蛙の保護にあることを知って我を折った。