후리가나로 읽는 일본 고전
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
三
軽蔑の心持はないまでも、この点を普通でないものと見ただけは確かである。前にもいう如く、小鳥をトリといい始めたのは古いことでないから、これはクラよりも後の改称であろうが、とにかくに以前の島々の社会において、ヨムを以て職業にした人が何であったかを考えたら、雀を婆様といった地方の人の心持も、そう意外ではないと共に、他の一方にはそれが決してこの頃になって、僅かな人の機智考案によったものでないことも、追々にわかって来るわけである。
三
その証拠として第二段に述べて見たいのは、雀または小鳥全体をクラと呼んでいた名残かとも認められるイタクラという一種の方言である。私が始めてこの一語を発見したのは、森彦太郎君の『南紀土俗資料』であった。和歌山県の日高郡、殊に山路と称する山中の村々では、スズメといえば我々のホオジロ(画眉鳥)のことで、鶯をホケジロといい、雀は即ちイタクラと呼んでいた。それから後に気を付けて見ると、この名称は決してある山奥だけで突発したものでないことがわかった。例えば
イタクロ 紀州海草郡
イタクラ 同 西牟婁郡
イナグラ 同 南牟婁郡相野谷