후리가나로 읽는 일본 고전
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
そうしていつ行って見ても、殆とその尻尾の出ていない時はなかったのである。英国に留学して鳥を研究している蜂須賀君が遣って来て、何日目に雛になるかを知らせてくれと頼んで行ったが、余り遠慮をしていたのでとうとうそれを確めることすら出来なかった。
おまけにこの鳥の巣の秘密が、次第に同宿の間に知れ渡って来た。私の目的は全く保護にあったのだが、心なくその木の蔭に立つ者を制しようとしたために、かえって多くの人の話の種になり、中には娘たちを案内して、ぞろぞろと見物に行く男もあった。そのうちに和蘭の外交官だという人の細君が、いたずらそうな男の児ばかり、四五人も連れて遣って来た。頬の赤い眼のくるくるとした子守娘が、事実上の餓鬼大将としてこれを引率している。これはとんでもない敵軍が押寄せたものだと、独り鳥以上の不安を抱いておったところが、果せるかなその次の日の昼過ぎには、もうその巣は空っぽになっていた。何でも昨日の朝とかから、親鳥は餌を運び始めていたというが、私はとうとう様子を見ずにしまった。そんな小さな目も見えぬものを、彼等は取下してどうしたというのであろうか。尋ねて見ようにも言葉は通ぜず、さもさもそんな事は冤罪であるかの如く、平気な顔をして一日中その樹の下を飛びまわって、もう次の日にはいずれへか出発してしまった。