후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
立会って竹を煮させて結果を見た人だけが、タケニグサの命名に参与したと、見なくてもよい一つの理由である。
それからもう一つは私などの郷里、播磨の一部にはオオカメダオシという方言がある。狼がこの草を食うと酔うて倒れるから、こういう名が生れたように説明する者もあるが、この経験などはいよいよ以て試み難いものである。狼が草を食うということが既に考えられず、それを見ていて酔っぱらうのを確かめた人などは、捜しまわるだけのものはないのである。ただ自分等がこれによって感ずることは、もしもタケニ草の故郷が外国であり、または早くから現在の地であったならば、こういう名は恐らく発生しなかったろうということである。伊勢・信濃のガラ・ゴウロギも同じことだが、この異様な植物はもと狼でも棲息しそうな地にあって、予め今日の郊外居住に備えていたのである。ただ人間が彼等の存在に注意し始めた機会が区々であって、こうして私のように昭和の時代に入って漸くこの一つの生活に美しい意義を見出した者さえあるのである。詩の発展はすなわち無限であろうが、それは今少しく未知の自然の方に、眼を向けかえなければならぬように考えられる。