일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やそうざっき・やちょうざっき

野草雑記・野鳥雑記

柳田 国男

柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면

아오조라 문고

それを自分などは挟んだ餅を投げるための装置だろうと想像しているのである。

現在の烏祭では、投げ遣らずにただぶら下げて置いて、自由にくわえて行かせる例の方が多いが、以前は烏の挙動を見るために、空中に向ってほうり投げるのが普通であったのではないかと思う。秋田県北部などの、烏をポーポーと喚んでいる地方では、その藁製の飾り物をポッポカラといっている。これには三つの乳を付けて、大小三個の丸餅をその穴に挿み、これを振回して餅を投げ飛ばすのである。そうして後にそのわら飾りを樹に引掛け、その枝を少しばかり折って帰って来るという(『民俗学』四巻二号)。関東の田舎の子供たちは、石投げの遊びにもこれとよく似た装置のものを用いていた。餅を烏に遣るために発明せられた技術でもあるまいが、石を投げるよりも正月に餅をこうして投げる方が、心理学的にも何倍か愉快であり、また大人もこの日ばかりは少年の心持にかえって、昔の腕前を示そうとしたことであろう。置いて取らせるようになったのは、烏の警戒心の増加だけでなく、あるいはこの石投げ武芸の衰微のためだろうかと私は思う。

こういう風に解しなければ、かの雲仙ゴルフ場などの、奇現象は説明することが出来ない。