후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
村によっては食物を三所に分けておいて、今年は早中晩稲のいずれが宜しいかを、占なって見ようとする習慣もあった。これが恐らくは初期の俳諧のいわゆる初烏なるものであったろうと思う。
田畠に遠い城下町の民家では、多分はその食物を屋根の上などへ運んで置いて、やはり大きな声を挙げて、烏を招き寄せたことがあったらしい。人間は勝手な者で常は憎んで追っていながら、用のある時ばかりはこの通りちやほやした。それと同じような待遇を受けたものが、他にもまだ色々ある。鼠なども松の内だけは「よめが君」などといって、三日の晩または地方によって六日の晩に、最もよく出る通路に食物を器に入れて、出しておく家が各地にある。信州ではこれを嫁御の年越しなどという者もあって、彼等にもこうして「おせち」に坐って年を取らせるのだといっているが、これも口をつけずに朝まで残してあると、やはり不吉の兆として気にかけたものであった。
牛や犬・猫・鶏には、もちろん銘々の年取りがあったのみならず、同じ晩はまた道具の年越と称して、臼や箕や枡の類まで、一ところに集めて鏡餅を供える風が、実際はまだ決して稀でない。