후리가나로 읽는 일본 고전
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
柳田 国男의 野草雑記・野鳥雑記(やそうざっき・やちょうざっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,016자 · 284화면
そこで更に進んでスズメという名の起りを考えて見るに、これも啼き声の形容に始まったことは、大抵疑いがないようである。千葉県にも不思議な位雀の方言が多く、香取郡のある村では、別にまたジヤッチクラともいうと、『香取郡誌』の方言の部に見えており、それから利根川を渡って茨城県の東南部にも、同じ名前の行われていることは、明治四十年七月の『風俗画報』に見えている。自分はそれよりもまた二十年ほど前に、この大川のやや上流の地に二年あまりいたが、確かに雀をジヤッチといっていたばかりでなく、それがいかにも適切な名のようにも感じていた。
鳥の声などはいかようにも聴かれる上に、人が一たび名を付け聴きようを定めてしまうと、後にはかえってその方に引付けられることは、梟の方言の諸国それぞれに異なるのを見てもわかる。近代の都会の子供は、
雀はちゅうちゅう忠三郎
などと唱えて、大抵チュウと啼くことにしているが、自分の生れた播磨ではチュンチュン、福島県以北ではチンチンと聴くのが普通で、その形容がやがては小児の間に、雀の名詞として通用することにもなったので、ジヤッチクラはまたその一つの例というまでであった。