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にっき

日記

宮本 百合子

09 一九二三年(大正十二年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 65,193 字 · 131 页

青空文庫

九月十二日

九月二十二日

九月二十三日

九月二十五日

九月二十六日

九月二十七日

十月九日

九月二十二日(土曜)

A、福井へ置いて来た荷物をとりかたがた米を貰いに、出かける。

珍らしく一人きりの夜、心細かった。

九月二十三日(日曜)

林町の母上スエ子、安積から帰京。

今度、彼女等が彼方に居たのは、非常によかった。一日のショックだけでも、スエ子母上は大した打撃を受けたろう。

母上が開成山に居られた為、食料を送る点で非常に好都合であった。

二日に市次郎が関と来、すぐかえり、又留蔵と二人で食糧を負って来る。(五日)

又あとで別府兄弟、もちその他を運ぶ。皆母上が配慮されたことだ。

九月二十五日(火曜)

『女性』へ、覚え書を送る。

九月二十六日(水曜)

少しあるきれを集めて、子供のものなり何なり縫おうとする。ふだん縫わないのでようすがわからず、子供のようだ。

九月二十七日(木曜)

三宅やす子、金子茂、坂本真琴、平塚明子、赤江米子、西川文子、その他で、災害救済婦人団の仕事を始る。例によって自分は、一切講演などには出ないこと、表面でさわぐのはおことわりと云う前提で小さい内の仕事だけ助力することにする。

十月九日(火曜)

林町へ行く。少し泊って、巖本さん、安藤さん、野上さん、あの辺の会いたい人に皆会って来る心算。