轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

「少年倶楽部」1934(昭和9)年1月号~12月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 102,452 字 · 208 页

青空文庫

「武田の叔父さまに、弟子になれなんて、ひどいわひどいわ。」※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんも、モールス信号がわかるから、くやしくってくやしくってしかたがない。

「よし、無電を打てッ。」

木下大佐がどなった。

やがて『最上』の無線電信は、すがたの見えぬ『荒鷲』によびかけた。

「フーラー博士よ。日本海軍の字引には――降伏――の二字なし。武田博士は絶海の孤島にあり。『最上』にはいないぞ。わが武田博士は、汝らの弟子になるような馬鹿者にあらず。フーラー博士よ。汝こそわが偉大なる武田博士の弟子となれ。」

痛快な、文句だ。※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、胸がどきどきするほどうれしくなった。「さすがに木下大佐はえらいわ。」と思った。

しかし、怪物フーラー博士は、もう遊撃隊を、ちっとも恐れていない。『最上』の信号が終ると、いきなり雲の上から、

「驚くな! 日本海軍! どうだ、武田博士でも、こんな肉声信号は出来ないだろう。」

と、大きな恐しい声がひびいた。発火信号ではない。無電でもない。フーラー博士の肉声だ。唇から出るほんとうの声だ。「あらッ。