轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
「少年倶楽部」1934(昭和9)年1月号~12月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 102,452 字 · 208 页
「※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さん、よく来たな。」
ボートが舷梯の下へつくと、中佐は大きな手をのばして、※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんを抱き上げた。つづいて清君は、ひとりで綱を掴んで、ひらりと飛びうつった。
「二人とも、僕についておいで。」
中佐の後から後甲板の艙口をくぐってうす暗い艦内へ降りて行くと、すぐに艦長室につきあたる。
海老茶色のカーテンのかげに、六尺ゆたかな大男、木下大佐が、虎のような眼を爛々と光らせて立っているのだ。大佐は二人の顔を見るや、いきなり「おお、帰って来たか、武田君から、君等二人の胆玉を、うんと練り上げてくれと、たのまれたからな。これから戦に連れて行ってやるぞ。どうだ、※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さん、怖くないか。」
船乗らしい大きな、荒っぽい声だ。
「まあ※(感嘆符二つ、1-8-75) いいえ。」※(「火+華」、第3水準1-87-62)代の断髪が房々と横にゆれた。
「そうか。そりゃえらいぞ。※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、女の子だから、特別に少尉の取扱いをして上げよう。