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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

そして、シリンの断末魔らしい、ウームといううなり声が、かれの耳そこにハッキリと聞こえた。いよいよ事態は重大となった。このままでいくと、この豪華船のなかは恐ろしい修羅場と化していくであろう。

「おいマルラ。おまえも武装をしろ」

クーパーは秘書を呼び、机の長引き出しの奥から一ちょうの軽機関銃をとりだして、手さぐりで渡した。そして、かれ自身も一ちょうのピストルをポケットにしのばせた。

「だが、ぼくの命令のないうちは、どんなことがあっても、うっちゃならぬぞ」

「え、大丈夫です。でもこれさえあれば、どんなやつがきたって――」

マルラは機関銃をもらって、にわかに気が強くなったようだ。

戸じまりもいい。武装は出来た。これで安心だ。事務長クーパーは、それからの策戦をどうしたものか考えだしたいとつとめた。

しかしこの場合、眼が見えなくてはどうすることも出来ない。なによりほしいのは視力だ。

そこで考えた。第一に、船医を呼んで視力を恢復させるように努力すること。第二に、電気主任を呼んで、この怪しい黄霧を散らすこと。第三に、一等運転士のパイクソンがすこし眼の見えるのを幸い、これを呼びよせること。