Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
鉄水母待て
ちくしょう、ふざけるない」
と、海底大陸特産の透明硬膜がすでに入口をふさいでいるともしらず、ジム水兵はなおもしきりに、そこに見える入口へ足を入れようとあせっていた。このとき鉄水母はだんだん水中に沈みはじめた。ジム水兵があっと気がついたときには、かれの下半身はもう水びたしになっていた。
「うわーっ、た、たすけてくれえ」
鉄水母待て
怪潜水艇鉄水母が、ジム水兵をのせたまま、ずんずん海中にしずみかかったのだ。あわてたのはザベリン中尉だった。
鉄水母の撃沈命令がおりているのに、このまま鉄水母が沈んでしまっては、ザベリン中尉の職責がはたせない。
「おい、ジム。鉄水母を沈ませちゃならんぞ。なぜ艇内へはいってしらべないのか」
腰から下を水づかりのジム水兵は、あきれ顔をあげた。
「鉄水母をしずませるなとおっしゃっても、わしになにができますものか。第一、鉄水母の内部へはいれと命令されても、どういうものか、内部がみえているくせに、体が入口につかえてはいれないんですぜ」
「ばかをいうな。入口から内部がみえていて、それではいれないとは、どういうわけだ。さっぱりわけがわからないが」