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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

遭難談

やっぱり人間の作ったものにちがいないのですよ。つまり潜水艇だろうと考えています」

「潜水艇?」

船長は警部の返答に失望しながら、

「潜水艇なら、英国海軍がひと目見ればそれとわかるはずじゃありませんか。わたしは、もっとほかのものだったと思いますよ」

「すると、海ぼうずの一種だとおっしゃるのですか」

「いや、まさか海ぼうずなどというばけものだとはいいませんが……」

ふたりは顔を見合わせて声高く笑った。

遭難談

エバン船長はスミス警部とつれだって、せまい階段にコトコトと鳴るくつおとをしのばせながら船内の病室の方へ下りていった。

医務長のあんないで、船長は三千夫少年の寝ている病室へはいっていった。

「やあ、日本少年。気分はどうだね」

三千夫はそれとみるより、ベッドの上に元気よく起きあがり、漂流中をルゾン号にすくわれてからの礼をのべたのち、

「――気がついてからも、どうしても、ぼくはクイーン・メリー号のなかにいるとしか思われなくて、こまりましたよ」

といった。船長は、

「ウンそうかそうか」とうなずきながら、

「一体、きみは、どうしてメリー号からほうりだされたのかネ」

「それがハッキリおぼえていないのですが、なんでもあれは、船内の夕食がすむかすまぬうちのことでした。