Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

ドリー助教授

「なんじゃ、アトランティス大陸だと?」

一座は急にざわついた。

「しかり。アトランティス大陸じゃ。今になっておどろいたか諸君。そんなことで生物学者といばっていられるか。アトランティス生物の怪を知らずして、どうして海底超人が論じられようぞ」

ドリー助教授は、この上ないよい気持で、じぶんの胸をぽんぽんたたいて一座を見まわしたのであった。

アトランティス生物の怪とは、そも何ごとであろうか。

ドリー助教授

「アトランティス生物の怪! これを知らずして、生物学者でござると、大きな顔をしているやつがあったら、わしはその先生のまえで、腹をかかえて笑いたいのだ」

ドリー老は、おなじことを二度もくりかえして、一同を見まわす。

「これ、ドリー君。本論以外のことについてはしゃべらないように」

シムトン会長は、またこの世話を焼かせる老助教授に、注意の言葉を発した。

「いや、会長閣下。これがそもそも本論なのでしてね」

と、人をばかにしたようにはげ頭をつるりとなで、

「ええ――先をいいましょう。もっとも諸君がこれを理解しうるやいなや、それについてはわしは責任をもたん。とにかくいいます。