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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme

Aozora Bunko

鉄水母からの注意

とたんに、ヒューとうなって飛びきたった黒いなわのような物――。

そいつがキリキリキリと、ルゾン号の積荷用のほばしらにからみついた。

「あッ、あんなところへひっかかったぞ」

「何だ、何だろう、あれは――」

ひとりの勇敢な船員が飛ぶようにほばしらの方へかけだした。そして、ほばしらの根もとのところへ行って、やッとかけ声をすると、これにだきついた。そしてスルスルと柱の上にのぼりはじめたのであった。

見る見るうちに、かれは、そのからみついたなわのようなものを手につかんだ。やっぱりなわであった。なわの両方にはおもりがついていた。それは、さわったものにまきついてグルグルとからみつくしかけのものであった。

それを、船橋に立って、この場の光景を見下ろしていたエバン船長とスミス警部のところにもってきたのを見ると、船長は急にあお白な顔になり、

「うむ、これはめずらしい通信なわだ。むかしスペインの海賊が使ったものだというが、どれ、そのおもりをひらいてみたまえ」

「えッ、スペインの海賊ですって」

鉄水母からの注意

飛びきたった通信なわの一方のおもりをひらいてみると、なるほど、その中から出てきたのは一枚のおりたたんだ紙片だった。