Japanische Klassiker mit Furigana
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lesen Sie 海底大陸 (かいていたいりく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.400 Zeichen · 179 Bildschirme
決心
「ロロー殿下、承知しました。今から四時間のちというと――」
と博士は時計を見て、
「おお、大西洋上は夜にはいったばかりの時刻になりますね」
決心
長良川博士、ドン助教授、それに三千夫少年の三名は、宿舎にあてられた馬小屋のような乾海藻のとこに横たわり、昼からの疲労をやすめているうちに、いつのまにか四時間は過ぎ去って、いよいよクイーン・メリー号を海上へ返還する時刻とはなった。
「長良川博士、さあ出発ですよ」
と、入口からクーパーがはいってきた。
博士は迷惑そうな顔をした。
「わたしたちがついていかないでも、あなたたちは海上へかえれるでしょうがな」
「そういわないで、ぜひいっしょについてきてください。ロロー君にも、よろしくそれをたのんでおきましたから。ああ、ちょうどいい。ロロー君もあなたをむかえにきたようですよ」
そういっているところへ、はたしてロロー殿下の大きな頭が入口からはいってきた。
「長良川博士。それから、ドンさんも三千夫君も、メリー号を海上にもどすところを見にいきましょうよ」
「わたしはここにいたいのですが」
「なぜです」
とロロー殿下は問いかえした。
「わたしたちは一刻もはやく海底大陸の研究をしたいのです」